2010/05/30

遠征はダルに大勝利で楽しい週末~

今年のセパ交流戦、阪神は低迷中。気合を入れてダルビッシュに勝負を挑みに札幌へ。
しかし、気合を入れてというよりダルビッシュには勝てる前提ではなく、ダルビッシュを見に行くという弱気な目的に・・・。

前夜札幌入りし宴会。朝は眠い目をこすりながら大倉山ジャンプ競技場に行き札幌ドームを遠くに眺め気合を入れます。

少しずつ気合を高め、まずは腹ごしらえと中央市場で海鮮丼を食べる。ややぼったくり価格ではあるけれど、せっかく北海道まで来たのだからとイカ・ウニ・イクラ丼を注文した。

時鮭が売っていたけど、結構高いんですなー。そんなに旨いんやろか?

腹ごしらえの後は新調したブラゼルの交流戦ビジター用ユニフォームを着て地下鉄で札幌ドームへ。

こちらでは応援アイテムの露出度に制限があるのか、ドームに着くまでは皆さん控えめ。明らかに関西から乗り込んだと思われるタイガースファンは完全武装。

札幌ドームの一塁側内野席。この球場は一塁側がビジター側。日本ハムファンは多いけれど、タイガースファンも多かった。

ダルビッシュを見られるのも今シーズン限り。見納めなので良かったなー。

試合はなんとかしょぼしょぼの攻撃でダルビッシュを攻略?稲葉ジャンプもみられたし、ブラゼルの意外に機敏な動きも目の前で見られたしでご機嫌な観戦となりました。

札幌ドームもいい球場でした。綺麗し、マナーも良いし・・・。

一夜明け、今日は馬に乗りに・・・。天気も良くて気持ちよかった~。

馬のブラッシングから始め、慣れたところで少し遠乗り。

僕が乗った馬は道草ばかり食べるちょっと難儀な奴でした。前の2頭と違い若い馬なので、少々やんちゃなようでした。走るのも好きなようで・・・。

お昼は馬に乗る前にダッチオーブンに仕込んでおいた鶏肉と野菜でランチ。これまた意外に旨かった。アウトドアで食べるとなんでもおいしいけどね。

良く遊んだ週末、出漁は久しぶりにお休みでしたが楽しい週末になりました。戦績があまり良くなかった遠征での勝利も良かったし、馬も楽しかった。

明日からまた頑張って働けそうです。

2010/05/23

サバは旨いが、虫は怖い

今夜はサバのキズシでビールを頂いた。ゴマサバとは言え、キズシは旨いな~。

イケスで泳いでいるサバを、1匹ずつ丁寧に神経絞めをし、潮氷に放り込み血抜きする。

ボートのデッキは血まみれで、ズボンにも血が飛び散る。面倒な作業だけれど、おいしく食べるためには仕方ない。

丸々太ったゴマサバと少しほっそりとしたマサバが混じる。先日、楽しみにして持ち帰り、よーし刺身でこのマサバを食ってやろうと腹を出し、腹骨をすくと何やら動いとる・・・。
「ひぃー、アニサキス・・・。イチ、ニー、サン、・・・、ひぃー!」

あちこち身に食いこんでるではないか。骨抜きで掴んでひっぱってみると元気に動いとる・・。

死んだらサバの内臓からアニサキス君は身に移動開始するので、絞めて即内臓取り出しがアニサキス回避の一番の方法なのか~。

良く噛んで食べれば大丈夫だとか、冷凍したら大丈夫だとか、酢でしめたら大丈夫だとか言うけれど、あんな気持ちの悪いもんがくねくね動いとるのを見るとちょっと躊躇してしまう。

確かに良く噛んでコマ切れにしてしまえば、胃の中で胃壁に食い込んでいくことはなかろう。

治療は内視鏡で出血しているところで動いているアニサキスを掴んで取ってくるしかないわけだから恐ろしい。

死ぬほど痛くてのたうちまわるらしいが、アニサキスが食い込んだ部分にアレルギーによって炎症がおこることが、食い込む物理的なことよりも問題のようだ。

強烈な腹痛の原因不明のまま開腹手術なんぞされた日にゃたまらんでしょうな。

このアニサキス、酢でしめても死なないらしい。だから刺身もキズシもリスクは同じ。良く目で見てアニサキスの存在を確認するしかありません。

冷凍もマイナス20℃以下でないとだめなので、家庭用冷凍庫ではあきません。北海道のサケのルイベはカチンカチンに凍ったサケを超薄くスライスするから安心だな。

サバに当たるのは細胞死とともに産生される中毒物質ヒスタミンによるもの。だから血抜きと低温での保管、そして早く食べるが重要だ。
20℃で保管すると、一瞬にしてヒスタミンが増えてしまう。 (Bulletin of the Japanese Society of Scientific Fisheries, 50(4), 1984から抜粋)

難儀な魚だ。

塩焼きにすればアニサキスは死んでしまうはず。だから安心だろうと思うけど、ところがそうは問屋が卸さない。

アニサキスは死んでもアレルギーを引き起こす。アニサキスアレルギーだ。

死んでいるから胃の中で暴れないだろうけど、前にアニサキスを食った経験がある人間の体は覚えているので再訪問のアニサキスに対しては死んでいようが攻撃してしまうのだろう。

これからもしばらくはサバはよく食べるだろう。アジにもカツオにも、そんでイカにも多いアニサキス。そんなもんが怖くて旨いもんが食えるか~!と言いたいがやはり注意した方がよさそうだ。

2010/05/22

曳き釣り楽し、でも釣果はイマイチ

今日もいい天気。遠征してイサギを釣りに行こうか、はたまたカツオを探しに超南下もいいか・・・といろいろ考えたけれど、仕事の疲れと午後の天気も気になって結局いつものパターン。

ゲストのGB君は曳き釣りが好きなので、のんびり曳き釣りでサバでもとうろうろ。

仕掛けを投入するといきなり何かに掛かってしまってプッチン。えらいこっちゃー、大事なサワラ仕掛けが餌食に。ロープっぽいです。

予備の仕掛けでなんとかサバを確保するも魚探に映る反応もイマイチ。

イワシのナブラの下を曳くとサバがいくつか釣れてくる。竿がグングンと曲がると「よーし、上げるぞー!」とGB君が張り切ります。

夏みたいに暑くなってきたころ、ソーダカツオも1匹ゲット。夏が近づいている証拠だ。

ボトムフィッシングに変更してガシラもちょっとだけやってみましたが、もう潮が速くなっていたので根掛かりが厳しくあんまりできず7、8回仕掛け投入しただけで終了。

それでもガシラは元気なようでした。

ガシラとアジ釣りで今日は良かったようで・・・。曳き釣りでのんびりも良かったけどね。

のんびりと船を進ませ、雑談を楽しみながらアタリを待つこの曳き釣りも結構いいもんです。

結局午前中によく釣れたらしい大アジには未練があるものの、機嫌よく早めに切り上げてキズシの仕込みをしました。
ゴマサバはまだまだ脂が少なくてちょっと残念だけど、キズシにするとおいしいです。6月後半になればゴマサバもばっちり脂がのるんでしょうけどねー。

さて、明日はのんびりしてサバのキズシや棒寿司でも食べて来週の仕事に備えよう。
満足度★★☆☆☆

2010/05/15

うーん、アジってどうやって釣るんやっけ?

GW明けの1週間、しんどかったなぁ~。でもなんとか出漁はするぞと常連Kさんを誘って出漁。
北風が結構吹きそうな予報だったけど、案の定冷たい北風で波も出て難儀。

お昼頃にようやく風が落ちてきてのんびりモード。釣れないからのんびりだ。

潮が速くなるまで、浮かんでいるだけ。のんびり今期初のそーめんを食べて大アジの時合に備えた。

周りでポツリポツリと釣れ出したら、モチベーションアップ。でもなぜか我が艇にはアタリなし。

アタリがあってもバラシ、ハリス切れ続出。なんで?釣り方を忘れてしまったのか・・・。

Kさんはとうとう3時頃までアジの顔を見られず、船頭も少々焦る。船頭はアタリはあるものの、バラシ連発。

キコキコ鳴り出した電動リールのせいか、いつもと違う竿だからか?はたまた安物サビキ仕掛けが悪いのか?

なんとかお土産はできたので良かったけれど、どうも不完全燃焼というか・・・。Kさんもなんとかアジの顔を見られて良かったけれど、暇モードが長くて辛い出漁だったに違いない。

本格的に大アジが大群でやってくるまでもうしばらく辛抱かな。でも明日も釣れるはず。明日は入れ食いだったら辛いなぁ~。

先週釣ったマサバにはアニサキスが一杯。今日はイケスで弱ったサバはすぐにハラワタも出してクーラーに収納。明日はキズシを頂きます。

意外に風があってしんどい午前中でしたが、お昼からはいい感じの天気で気持ちよかった。もっと釣れれば言うこと無しなんですがね。
満足度★★☆☆☆

2010/05/08

サワラとは相性合わず。うーん・・・

昨夜寝るまでは出漁するか迷っていましたが、目が覚めて枕元のi-phoneにて天気予報をチェックすると最高のべたなぎ。

こりゃ寝てられんわいと一人出漁。テッポー仕掛けでサワラ狙いに気合を入れる。
一人でテッポー仕掛けを扱えるか不安でしたが、僚船達もひっぱるようなのでがんばるぞーと仕掛け投入。

ところが、いきなり仕掛けがもつれて大変~。半分仕掛けを投入したところでもつれたので、操船しながらほどきながら・・・。サワラを狙う漁師さんも多数いるので難儀。

なんとか15分ほど格闘して復活。ゴミが大量に流れる潮目を流す。3時間、なんのアタリもなくウトウトしてきました。

遠くで男前の前川艇も曳っぱっています。前川艇も釣れないんだから仕方がないとあきらめてのんびり曳っぱります。

グーンとゴムが伸びたので慌てて仕掛けを手繰ると上から2つ目の針がありません・・・。サワラに食いちぎられた模様。ショック!

その後も居眠りしながら曳っぱりますが、その甲斐なくお昼前に。
このままでは完全ボーズなので、お土産を釣りに仕掛けを上げて移動。

サバ、ハマチのポイントまで高速移動して仕掛け投入。すぐにゴムがグーンと伸びきった。ゆっくり仕掛けを手繰り寄せていきますが、重くてたまらない。

操船しながら、仕掛けを手繰り、そして仕掛けを絡まないように・・・。サバが見えてくる。1匹、2匹、3匹・・・上から順に針をはずしてはイケスに投入。上げても上げてもサバが付いてくる。

なんと14連でした。腕がむっちゃ痛くなりました。マサバも混じりましたが、ゴマサバがメイン。45cm程あるので大きくて丸々太っています。

仕掛けを再投入すると今度はサバが3匹、ハマチが3匹付いてきました。これまた重い~。

もうお土産十分なので、またサワラポイントに戻り粘ってみましたが全然で結局本命サワラには相手にされずでした。

またリベンジしたいけど、ゲストを乗せてサワラ狙いは退屈過ぎて申し訳ないのでなかなかできないなぁ~。

夜はサバのきずし、ハマチのフライ、ハマチの刺身を頂きました。神経絞めしたハマチとそうでないハマチ、身の色も全然違うし別物みたいでした。やっぱり神経絞めは有効なんですねー。

さて、明日は甲子園。釣りはお休みです。
満足度★★☆☆☆

2010/05/05

リハビリ出漁もリハビリは続きそう~

カツオ遠征の完全ボーズ、帰ってからは家でも冷たい感じが~。娘も嫁も~。

やっちまった~丸のぶるまん艇で、がっくりさんになってしまったので、今日はリハビリ出漁。

潮はヘタレ潮なのでガシラしか釣れそうにないけれど、サワラを曳きづりで釣りたいので出漁。

まずは少し潮が残っていたのでメバルを探してウロウロ。

第1投目でダブルでゲット。いいサイズが釣れました。

まだまだ本格的にやれば釣れそうな気がします。

すぐに潮がなくなりメバルは終了。

さて、いよいよサワラを狙っての曳き釣り。

水深100m以上のところを曳きますが、いきなりハマチのダブル。サワラと思って喜んだのに~。

1m超のサワラを釣ってみたい。3時間半程曳き釣りをがんばりましたが、最初に釣れたハマチのダブルのみで終わってしまいました。

もう1回位はアタリがあってもよかろう?なんでだぁ?

今日はイワシのナブラがあちこちで発生。鳥もうれしそうにイワシを食べています。

わが艇もイワシのナブラの中に突っ込んでいきますが、大きな魚は付いていない模様。

ジギング船は、そのナブラに付いてシャクっていますが釣れてなかったなぁ~。

大アジを釣りたかったけれど、今日は小潮。ちょっとこの潮では釣れる気がしない。

夕方は少しは流れそうだったけれど、南風も強
まってきたのであきらめ良く撤収。

冴えない釣果でしたが、ボーズからのリハビリですからこんなもんで良しとしましょう。

うれしいことにメバルが釣れたので、久しぶりの薄造り。

これはいつ食べてもおいしいと思います。肝も皮もメバルは旨い。

もう一回くらいメバル釣りをしようかな。

満足度★★☆☆☆

2010/05/03

カツオ遠征&宴会は楽し!でも釣果は・・・

タカさん、スマイル海長氏(以下おいやん)とでぶるまん艇に乗り込み2日未明出港。

すぐに港の沖で大和丸と合流、そして15分後には昭魚丸も合流し、3艇で南を目指します。

第1日目

約3時間の航行の後、田辺沖から仕掛けを投入。そうです、カツオ釣りです。

ぶるまん艇もカツオ釣りは初挑戦。でももとはカジキを追っかけていたようなので、黒潮突撃には慣れているはず。

白浜沖で釣迷魚さんも参戦し、4艇でのカツオダービーになりました。

大和丸は今日が初航海。そうです、5月1日に進水したばかりのバリバリの新艇。いきなりカツオに行くことに。釣れればメモリアル初航海、釣れなければボーズ艇確定です。

ちょっと風がありますが、29フィートのぶるまん艇では問題ない程度の波。仕掛けを全部入れ終えるとほっと一息。

外から飛行機、ラビット、潜航板、そしてその上にもう一つラビット。左右4本ずつ、計8本の仕掛けを投入してカツオが食いつくのを待ちます。

タカさんとおいやんとビールを飲みながら仕掛けを眺めます。

1時間経っても2時間経っても掛かってくるのはゴミばかり。

時々潜航板がはね上がり、喜んで仕掛けに飛びつくと青いナイロン袋、ヒコーキ仕掛けにヒット!ケンケン竿が曲がってドキッとしたら一瞬ダツかと思ったこんな物。

潮目を狙うとゴミラッシュ。僚船達もゴミばかりみたいで・・・。昭魚丸も大和丸もさらに南下し執念を見せますが、無線ではため息ばかり。

我々はひたすらビールに酎ハイを飲み続け、まじめに仕掛けを眺めていたのですがまったくのヒットなし。

一度だけカツオらしきヒットがありましたが、痛恨のバラシ。

釣れませんでしたが、なんともいい天気で海を眺めながら宴会船となりました。気持ちよかったー。

見老津や和深沖まで行きましたが、とうとう釣果ゼロでタイムアップで14時半ストップフィッシング。

OCEAN FACTORYのウエアの宣伝ショットのように仕掛けを眺める背中がさみしい。

結局4艇のカツオダービーは全滅で、釣果ゼロ。串本大島沖まで行った大和丸も無念な結果に。

地元のカツオ師匠釣魚迷さんも無念のノーヒット。しかし、釣魚迷さんは沖で僚船からカツオを強奪。夜の宴会用に4本も確保してくれました。

それにしても釣っている船はあるんやねぇ~。

16時半、宿に到着しお風呂に入って、もちろん夜はカツオで宴会。寝不足も手伝って皆さんへろへろ。バタンキューでした。

第2日目

久しぶりにジギングをやるのでそれなりに楽しみ。背水の陣でジギング道具以外は持ってこなかったんです。だから釣れなくてもシャクるしかないのです。

タカさんはジギングの名手。ぶるまんさんは偽ジギング船船頭だからジギングはお手の物。

おいやんは、縦横斜めシャクリ自由自在の技を披露すると鼻息も荒くソルティガリールをセット。

ところが、入れ食いで釣れるはずのハマチがおりません。ベイトのイワシもてんこ盛りいるはずと気合を入れていったのに、全然。

べたなぎ、赤潮の海ではシャクれども何も食わず。

ホームでお土産を釣って帰る案も浮上しましたが、潔く完全ボーズで帰ることにしました。

それにしてもあまりにもいい天気でした。2日間、これほどいい天気はないだろうと思う程でした。

でもこれほど釣れない遠征も珍しいだろう。ぶるまんさん得意の「やっちまった~」連発のまま港に戻りました。

でもタカさん、スマイル海長さん、ぶるまんさん、そして昭魚丸、大和丸、釣魚迷さんでの遠征&宴会は楽しかった。皆さんお世話になりました。

満足度★★☆☆☆